11/29(木)迷い鰹を知っとるけ?
11/29(木)
やま蔵女将でございます。
皆々様、いつもありがとうございます❤︎
今朝は、
『奥様ぁー!奥様ぁー!幻の鰹を仕入れてきましたよ。迷い鰹って知ってます?』
と子供のようにはしゃぐ、仕入れから帰宅した店主(旦那様)に起こされました。
寝ぼけ眼をこすりながら、迷い鰹なる初めて耳にする鰹について、店主の語る熱が皆様に伝わりますよう、記録致しました。
春に太平洋岸を北上し、秋にまた同じコースで南下する最中に間違って日本海側のルートを選ぶ鰹がいる。
常に冷たい日本海を泳いでいるために身が引き締まり、脂の乗りも香りも素晴らしい味わいを持つ。
カツオの旬は夏から秋だが、迷いガツオは冬の間、富山県氷見、鳥取、島根、山口県仙崎などで、メジマグロなどに混じってまれに水揚げされる。
落ち着いてから、色々知らないことも多いので、ゆっくり聞きまとめました。
春の香りを楽しむ!春から初夏の『初鰹』
春から初夏にかけて太平洋側列島沿岸を北上するところを漁獲される初物のカツオは、初ガツオと呼ばれ珍重されております。鮮烈な血の匂いを含む酸味は、初夏の味覚として人気があります。
「女房を質に入れても食べたい」
「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」
という山口素堂の俳句も有名でございます。
脂の乗りを味わう!夏から秋の旬の『戻り鰹』
南下するカツオは「戻り鰹」と呼ばれ、産卵準備のため脂がたっぷりと乗り、初ガツオの10倍ほどの脂肪を持ち、トロガツオともいわれ、秋の味覚として人気が高うございます。
以前には初ガツオと比べて安価に取引されていましたが、近年では、初ガツオを凌ぐ人気となっております。
身が締まり、芳醇な甘みと香りが素晴らしい!冬の『迷い鰹』
本来は太平洋を回遊しているカツオが、日本海側に迷いこんだもので、常時冷たい日本海を泳いでいるために身が引き締まり、脂の乗りも香りも素晴らしい味わいを持つ、幻の鰹でございます。
カツオの旬は夏から秋でございますが、迷いガツオは冬の間、富山県氷見、鳥取、島根、山口県仙崎などで、メジマグロなどに混じってまれに水揚げされます。
この頃、日本海でメジマグロやブリ漁で水揚げされる中に、霜降り状に脂の乗った鰹が混じることがある。これを「迷いカツオ」というのだそうでございます。
数は少のうございますが、カツオ好きの垂涎の味!5~6キロの大型サイズで、霜降り状に乗った脂は、芳醇な甘みと香りを持っております。
毎日市場に出向く店主ですら、過去に数回しかお目にかかったことのない幻の迷い鰹を是非ご賞味下さいませ!!
◆・◆ 本日のオススメ ◆・◆
食材のロスをなるべく出さず、新鮮な食材をご提供するため、食材をまとめて大量に仕入れるのではなく、ほぼ毎日、市場へ出向き、店主自身が厳選した食材を仕入れております。
本日も美味しい食材を入荷しております!
・島根県産!迷い鰹のたたき
・鯨ベーコン
・岩手県赤崎産!殻付き牡蠣
・北海道産!白子ポン酢
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本日もお会い出来ることを楽しみにお待ちしております❤︎
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